インデックスされない!原因と解決チェックリスト【初心者必見】

2025年 9月28日

「記事を公開したのに検索結果に出てこない…」
SEOを始めたばかりの人が最初にぶつかる壁がインデックスされない問題です。
本記事では、Googleにページがインデックスされない主な原因と、その解決方法をチェックリスト形式で解説します。

1. インデックスとは?

インデックスとは、GoogleがWebページを収集・整理し、検索結果に表示できる状態にすること。
クローラーがページを発見しても、必ずしもインデックスされるとは限りません。
インデックスされなければ検索に出てこないため、SEOの前提条件として最も重要なステップです。

2. インデックスされない主な原因と解決方法

チェック1:noindexタグが入っていないか

<meta name="robots" content="noindex"> が入っていると、検索エンジンはインデックスを拒否します。
WordPressやCMSの初期設定で「検索エンジンに表示させない」にチェックが入っている場合も要注意です。

解決方法: noindexを外し、再度Googleに送信しましょう。

チェック2:robots.txtでブロックしていないか

サイトのルートにあるrobots.txtでクローラーを拒否しているケース。
例:Disallow: / が記載されていると、サイト全体がクロールされません。

解決方法: robots.txtの記述を確認し、不要なDisallowを削除。

チェック3:サイトマップが未送信

Google Search ConsoleにXMLサイトマップを登録していないと、クローラーが新規ページを発見しにくくなります。

解決方法: サイトマップを作成し、Search Consoleに送信。

チェック4:内部リンクが不足している

公開した記事に他のページからのリンクがないと、Googleはページを見つけにくくなります。

解決方法: 新記事を公開したら、必ず関連記事やトップページからリンクを設置。

チェック5:低品質コンテンツと判断されている

内容が薄い・重複していると、Googleが「インデックス不要」と判断する場合があります。

解決方法: 1000文字以上を目安に、独自性のある内容に修正。

チェック6:クロール予算の制約

サイト全体が大規模、またはエラーが多いと、クロールされる優先度が下がります。

解決方法: エラーページを減らし、内部リンク構造を整理。

チェック7:公開直後で時間が経っていない

新規サイトや記事はインデックスまで数日〜数週間かかることもあります。

解決方法: Search Consoleから「インデックス登録をリクエスト」で促進可能。

チェック8:技術的なエラー

サーバーエラー(5xx)、リダイレクトループ、JavaScript依存の表示なども原因となります。

解決方法: Search Consoleの「カバレッジ」レポートで詳細を確認し修正。

3. インデックス状況を確認する方法

  • Google検索:「site:example.com/URL」でインデックス済みか確認
  • Search Console:「URL検査」でインデックス状況を確認
  • カバレッジレポート:エラーや除外理由をチェック

4. まとめ

インデックスされないとSEOは始まりません。
noindex、robots.txt、サイトマップ、内部リンク、コンテンツ品質、技術的エラー―― これらをチェックリスト形式で点検することで、ほとんどのケースは解決できます。
特に初心者は「公開した=検索に出る」と思いがちですが、実際は多くの条件が揃って初めて検索に表示されます。
まずは基本を押さえ、Search Consoleを活用してインデックス状況を常に把握しておきましょう。

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