ブログ記事とサービスページ、SEOでの役割の違い

2025年 9月15日

Webサイトを運営していると「ブログ記事もサービスページも作っているけど、役割がかぶっているのでは?」と思うことはありませんか?
実はSEOにおいて、ブログ記事とサービスページは明確に役割が分かれています。
簡単にいえば、ブログは潜在顧客向け、サービスページは健在顧客向けです。

ブログ記事は「潜在顧客」を集める

ブログ記事の役割は、まだ課題を認識していない、あるいは解決方法を探している段階のユーザーを集客することです。
具体的には以下のような特徴があります。

  • 検索キーワード例:「SEOとは?」「GA4 設定 方法」
  • 悩みや課題に共感し、基礎知識や解決のヒントを提供
  • まだサービス導入を検討していない段階の読者にリーチ

つまりブログは見込み客を広く集める入り口の役割を担っています。

サービスページは「健在顧客」を獲得する

一方でサービスページは、すでに課題を認識し、解決策としてサービスを探しているユーザーに向けたものです。
役割としては以下の通りです。

  • 検索キーワード例:「SEO コンサルティング 料金」「GA4 導入 サポート」
  • 具体的なサービス内容・料金・導入事例を明示
  • 問い合わせや資料請求、CV(コンバージョン)に直結

サービスページは検討フェーズのユーザーを受け止め、成果に結びつける場所です。

両者をどうつなげるか?

SEO施策では、ブログ記事とサービスページを分けて考えるだけでなく、両者をつなぐ導線を設計することが大切です。

  • ブログ記事からサービスページへの自然なリンク設置
  • サービスページで関連ブログ記事を紹介し、理解を補足
  • 潜在顧客をブログで集め、興味が高まったらサービスページへ誘導

この流れを設計することで、ブログで集めた潜在顧客を健在顧客へと育成できます。

まとめ

ブログ記事は「潜在顧客」を集め、
サービスページは「健在顧客」を獲得する。
この役割の違いを意識しながらコンテンツを作り、両者をつなぐ導線を整備することで、SEOはより成果につながります。

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